ご臨終を迎えた時、皆さんお辛い気持ちを持ちつつも、葬儀の準備を始めなければなりません
いざという場面で気が動転してしまうのは仕方のないことだと思われます
しかし、臨終前後の流れを簡単に把握しておくと、慌てずにすむかもしれません
今回の記事では、ご臨終を迎える際に考えなければならない事を説明いたします
危篤・臨終とは
危篤は、容体が悪化して今にも亡くなりそうな状態になることです。そして臨終とは、人が亡くなる間際、または亡くなることを言います
「臨」には、「そのときに直面する」という意味があります。臨終とは、命の終わりに直面することです。
死亡確認
お医者さまより危篤と判断されたら、親戚や親しい人たちに連絡を取ります。看取りをする人たちは、病床に集まります
病院でお亡くなりになられた場合は、お医者さまにより死亡判断した後に死亡診断書が発行されます。
その後、故人さまのお身体を清めたり、耳や鼻に綿を詰めたり、着替えをさせたりなど死亡後の処置を行ってくれます
自宅でお亡くなりになられた場合は、主治医へすぐに連絡を取り、死亡確認をしてもらいます。主治医が居ない場合は、警察へ連絡します
※ お医者さまの死亡確認が済んでいないと移動ができません
ご安置場所の確認
故人さまをどこにご安置するのか、あらかじめ考えておきます
自宅の場合は、仏壇のある部屋が最適とされていますが、その限りではありません。冷房の効く部屋にご安置することを意識されると良いかもしれません
安置施設の場合は、設備も整っているため、ご家族の皆さまの負担も軽くなります。しかし、ご自宅から離れた場所にあり、面会時間に制限がある場合も考えられるため、搬送依頼の時に確認しておく必要があります